【会計不正等】一部の工事について工事原価の付け替えによる不適切な会計処理

【会計不正等】

1847イチケン

「一部の工事について工事原価の付け替え(工事代金を、取引先の了解のもと、本来とは異なる工事の代金として支払うこと)による不適切な会計処理がなされた可能性があることが判明した」とのこと

今般の開示内容と整合するかは分かりませんが、一般的に建設業では原価の付け替えによる不正が行われやすいです。
総合建設業では、信頼のおける特定少数の外注業者に継続的に取引がなされる傾向にあります。
そして、その継続的な取引の中から貸し借りのようなものが発生し、それが原価の付け替えのよる不正に通じる可能性があります。

例えば、原価がA工事100、B工事100のところA工事50、B工事150として調整してもらいA工事に対する支出のみ原価として計上される(B工事に対する支出は在庫)ことになれば、原価50の過少計上を通じて利益をねん出できるといった仕組みです。
しかも一般的に総合建設業は支店独立採算で支店での事務処理や意思決定の裁量も大きいため本社コントロールが効かず、このような不正が起きやすいといえます。

注文書や請求書という証憑は揃っているだけに監査人泣かせと言えます。

以下、ご参考までにどうぞ。

「不適切な会計処理が行われた可能性の判明」及び「四半期報告書の提出の見込み」について

ページ上部へ戻る